めっき薬品について
パックスのめっき薬品
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パックスは40年にわたり無電解ニッケルめっき液を中心にめっき関連薬剤の開発・製造に携わってまいりました。
熟練したスタッフによりラボ試作からパイロットプラントそしてコマーシャルプラントまで、各数量に応じて一貫生産が可能です。
無電解ニッケルめっき等で培った技術に加え、大道製薬、SPECIALITY PHOSPHATES MALAYSIA SDN,BHD,等グループの特徴を活かし更なる事業展開を目指します。
詳しくは是非 こちら からお問合せください。
無電解ニッケルめっきとは
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電気めっきと異なり通電による電子ではなく、めっき液に含まれる還元剤の酸化によって放出される電子により、液に含侵することで被めっき物に金属ニッケル被膜を析出させる無電解めっきの一種です。
このめっき方法は、catalytic generationを意味するKANIGEN、カニゼンめっき、無電解Ni、Ni-P、化学ニッケルとも呼ばれます。
電気めっきのように通電を必要としないため、プラスチックやセラミックのような不導体にもめっきが可能であり、素材の形状や種類に関わらず均一な厚みの被膜形成できることが特徴です。
使用用途も多岐にわたり化学機械工業、電気電子工業、自動車工業、精密機器工業、航空船舶工業など各分野で使用されています。
無電解ニッケルめっきの優位性
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無電解ニッケルめっきと
電機めっきの比較
無電解ニッケルめっき(Ni-P)
特徴 | 溶解中での還元反応を利用して、品物の表面にめっき金属を析出させる |
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長所 |
1.均一な膜厚が得られる 2.不導体素材でも良好な密着性が期待できる 3.殆どの金属、非金属にめっき可能 |
短所 |
1.素材によっては複雑な前処理が必要 2.ランニングコストが電気めっきより高い |
電気めっき(電解)
特徴 | 電解溶液中で品物を陰極として通電させ、表面にめっき金属を析出させる |
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長所 |
1.膜の厚付けが可能 2.析出速度がNi-Pより速い 3.ランニングコストがNi-Pより安い |
短所 |
1.複雑な部品のめっきが苦手 2.電源が必要 |
電気めっきと比較すると無電解ニッケルめっきには様々な利点があります。パックスではこのような無電解ニッケルめっき用の還元剤をご提供しています。